受付 INFORMATION

お知らせ

2026.04.04

  • 院長のつぶやき

血圧について

血圧は、私たちの健康状態を知るうえで非常に重要な指標のひとつです。しかし、自覚症状がほとんどないため、「自分は大丈夫」と思い込み、測定を怠ってしまう方も少なくありません。実際に収縮期血圧が200mmHgを超えていても無症状のひとが多くおり、高血圧は「サイレントキラー(静かな殺し屋)」とも呼ばれ、気づかないうちに血管や臓器に負担をかけ、脳卒中や心筋梗塞、腎臓病などの重大な病気を引き起こすリスクを高めます。

血圧は日々変動するものであり、体調やストレス、食事、睡眠などさまざまな要因に影響を受けます。そのため、医療機関での測定だけでなく、自宅で定期的に測る「家庭血圧」の習慣が重要とされています。

通常、日中や夜間の血圧より早朝の血圧のほうが高めのことが多く、日中や夜の血圧が正常でも早朝の血圧が高血圧であるだけでも臓器障害のリスクは高くなります。このため朝起きて1時間以内、そして夜寝る前など、朝と夜の一日2回決まった時間にリラックスした状態で測定することで、より正確な血圧の傾向を把握することができます。

血圧測定器はいろいろなタイプがありますが、正確な測定のためには上腕で測定するタイプが推奨されます。

また、測定した血圧を記録することも大切です。数値の変化を継続的に見ることで、自分の体の状態を客観的に理解でき、異常の早期発見につながります。最近では、スマートフォンのアプリと連動した血圧計もあり、手軽に記録・管理ができるようになっています。

高血圧の予防・改善には、生活習慣の見直しが欠かせません。塩分を控えた食事、適度な運動、十分な睡眠、禁煙、節酒など、日々の積み重ねが血圧の安定につながります。血圧測定は、こうした生活習慣の効果を確認するための大切な手段でもあります。

高血圧は、気づかないうちに血管や臓器を痛めてしまい、重大な病気を引き起こす危険があります。将来の健康のためにも血圧管理はとても重要です。とはいえ、いきなり毎日血圧測定をしていくことも大変で、つい先送りにしてしまう方も多いと思います。まずは意識していくことが重要で、機会があれば血圧を測定してみる、健康診断をきちんと受けるなど健康に対する意識をもつことから始めてみましょう。

当院では、みなさんの健康を守りたいという願いを応援したいと思います。

なにかありましたらいつでもご相談ください。