2026.06.30
- 院長のつぶやき
動脈硬化を防ぐ生活習慣とは?今日から始める心臓と血管を守るポイント
「動脈硬化」という言葉を耳にしたことはあっても、「自分にはまだ関係ない」と思われている方は少なくありません。しかし、動脈硬化は自覚症状がほとんどないまま進行し、ある日突然、心筋梗塞や脳梗塞など命に関わる病気を引き起こすことがあります。そのため、症状がないうちから生活習慣を見直すことが何より重要です。
動脈硬化とは、血管が硬くなったり、血管の内側にコレステロールなどが蓄積して狭くなったりする状態をいいます。加齢による影響もありますが、高血圧、糖尿病、脂質異常症、喫煙、肥満、運動不足、睡眠不足、過度な飲酒などの生活習慣が大きく関係しています。これらは「生活習慣病」と呼ばれ、動脈硬化を進行させる代表的な危険因子です。
動脈硬化を予防するためには、まず食生活を見直すことが大切です。塩分を控え、野菜や海藻、きのこ類、魚、大豆製品などを積極的に取り入れましょう。特に魚に含まれるEPAやDHAなどの脂肪酸は、血管の健康維持に役立つことが知られています。また、揚げ物や加工食品、糖分の多い飲み物を摂り過ぎないことも重要です。
適度な運動も欠かせません。厚生労働省では、無理のない範囲で毎日体を動かすことが推奨されています。ウォーキングや自転車、水泳などの有酸素運動を週150分程度続けることで、血圧や血糖、脂質の改善が期待でき、動脈硬化の予防につながります。エレベーターではなく階段を使う、一駅分歩くなど、日常生活の中で体を動かす習慣を取り入れることも効果的です。
喫煙は動脈硬化を急速に進行させる大きな要因です。たばこに含まれる有害物質は血管の内側を傷つけ、血栓ができやすい状態をつくります。また、受動喫煙でも健康への悪影響があるため、禁煙は本人だけでなく家族の健康を守ることにもつながります。
さらに、十分な睡眠とストレス管理も重要です。睡眠不足や慢性的なストレスは血圧や血糖値を悪化させる原因となります。規則正しい生活を送り、リラックスできる時間を意識的につくることも、血管の健康維持には欠かせません。
そして何より大切なのが、健康診断や定期的な受診です。高血圧や糖尿病、脂質異常症は初期には自覚症状がほとんどありません。健診で異常を指摘された場合は放置せず、早めに医療機関で相談することが将来の心筋梗塞や脳梗塞の予防につながります。必要に応じて血液検査や心電図、超音波検査などを行い、一人ひとりに合わせた治療や生活習慣の改善をご提案します。
すぎうら内科ハートクリニックでは、生活習慣病の診療はもちろん、高血圧、脂質異常症、糖尿病など動脈硬化の危険因子に対する継続的な管理を行っています。一宮で循環器・内科をお探しの方、健康診断で血圧やコレステロール、血糖値の異常を指摘された方は、お気軽にご相談ください。日々の小さな生活習慣の積み重ねが、将来の健康寿命を大きく左右します。今からできることを一緒に始め、いつまでも元気に過ごせる体づくりを目指しましょう。




