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2026.06.08

  • 院長のつぶやき

睡眠時無呼吸症候群の検査と治療

「いびきが大きいと言われる」「日中に強い眠気がある」「朝起きても疲れが取れない」といった症状はありませんか?

これらの症状がある方は、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の可能性があります。睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が何度も止まる病気で、日本国内でも多くの患者さんがいるといわれています。しかし、自覚症状が乏しい場合も多く、診断や治療を受けていない方も少なくありません。

愛知県一宮市でも、健康診断や高血圧の診察をきっかけに睡眠時無呼吸症候群が見つかるケースが増えています。

 

睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に気道が狭くなったり閉塞したりすることで、呼吸が10秒以上停止する状態を繰り返す病気です。

代表的な症状には以下のようなものがあります。

  • 大きないびきをかく
  • 睡眠中に呼吸が止まると指摘された
  • 朝の頭痛がある
  • 夜中に何度も目が覚める
  • 十分に寝ても疲れが取れない
  • 日中に強い眠気がある
  • 集中力が続かない

これらの症状がある場合は、内科や循環器内科で相談することをおすすめします。

 

睡眠時無呼吸症候群は単なる「いびきの病気」ではありません。

呼吸が止まるたびに体内の酸素濃度が低下し、血圧や心拍数が上昇します。その結果、心臓や血管に大きな負担がかかります。

睡眠時無呼吸症候群の患者さんでは、

  • 高血圧
  • 不整脈
  • 心不全
  • 狭心症
  • 心筋梗塞
  • 脳卒中

などの循環器疾患のリスクが高くなることが知られています。

特に薬を飲んでも血圧がなかなか下がらない方や、若い頃から高血圧が続いている方は、睡眠時無呼吸症候群が隠れている可能性があります。

そのため循環器内科では、高血圧や不整脈の診療とともに睡眠時無呼吸症候群の評価を行うことが重要です。

 

睡眠時無呼吸症候群の検査は、現在ではご自宅で行える簡易検査が普及しています。

指先や鼻にセンサーを装着して一晩眠るだけで、

  • 無呼吸の回数
  • 酸素濃度の低下
  • 睡眠中の呼吸状態

などを調べることができます。

検査結果によっては、さらに詳しい精密検査をご案内する場合もあります。

 

治療方法は重症度によって異なります。

軽症の場合は、

  • 減量
  • 禁煙
  • 飲酒量の見直し
  • 睡眠姿勢の改善

などの生活習慣改善が中心となります。

一方、中等症から重症の場合にはCPAP(シーパップ)療法が推奨されます。

CPAP療法は睡眠中に鼻マスクから空気を送り込み、気道が閉塞しないようにする治療です。

治療を継続することで、

  • 日中の眠気改善
  • 睡眠の質の向上
  • 血圧の改善
  • 心不全や脳卒中リスクの低下

などが期待できます。

 

睡眠時無呼吸症候群は放置すると高血圧や心臓病、脳卒中などのリスクを高める可能性があります。

「いびきが気になる」「日中の眠気が強い」「高血圧がなかなか改善しない」といった症状がある方は、一度検査を受けることをおすすめします。

すぎうら内科ハートクリニックでは、内科診療・循環器内科診療とともに睡眠時無呼吸症候群の検査・治療を行っています。

睡眠時無呼吸症候群、高血圧、不整脈、心不全などでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。