2025.10.21
- 院長のつぶやき
帯状疱疹ワクチン
帯状疱疹とはなにかというと、水ぼうそう(みずぼうそう)の原因である水痘・帯状疱疹ウイルスが、体内の神経節に潜伏し、加齢や免疫低下などをきっかけに再活性化して発症する病気です。強い痛みや後遺症(帯状疱疹後神経痛)が残ることもあります。この神経痛で悩まされているひとが多いですね。
この発症予防のためのワクチンが帯状疱疹ワクチンです。
日本で使用できるワクチンには生ワクチンと不活化ワクチンの2種類があります。
生ワクチンは1回の接種で終わりますが、予防効果は50-60%といわれ値段が安く副反応が少ないといわれます。予防効果期間は5年ほどです。
不活化ワクチンは2回接種が必要で予防効果は90%以上と高いですが、値段が高く副反応がやや強い傾向にあります。予防効果期間は10年以上といわれています。
どちらが良いかというと、値段と手間を無視すれば不活化ワクチンのほうが良いですよね。ただ副反応が多少強いといわれているため、打ったあと2日ほどつらいかもしれません。


